今回は、ちょっと箸休めとして、
維新の里、萩の紹介ミニレポートです。
小郡萩道路が、2011年5月28日、秋吉台IC-絵堂IC間に開通し、
山陽側からのアクセスが、以前よりも改善しました。
萩の入口、道の駅 萩往還です。ここでは、萩の海の幸、山の幸の買い物が楽しめます。
維新の志士像が出迎えてくれます。中心となるのは、この像、左から高杉晋作、吉田松陰、久坂玄瑞
2015年のNHK大河ドラマの題材は、「吉田松蔭の3姉妹」に内定したそうです。
久坂玄瑞の妻となった末の妹、杉文さんが主人公に。
併設の「松蔭記念館」は楽しく、充実しています。萩への期待が高まります。
松蔭入門書として、萩の小学校の副読本、「松蔭読本」を薦められました。
萩市のジオラマ。東に松本川、西に橋本川、市内を縫うように流れる藍場川。北は日本海、
白壁の土塀越しに夏みかんが顔を見せる武家屋敷の街並みの魅力に加えて、
水辺の美しさも、萩の魅力の一つ。
川沿い、海沿いにドライブすると、車窓に豊かな景色が広がります。
萩八景遊覧船、萩循環まぁーるバスも利用できます。
日本海を望む、白砂青松の菊が浜。萩の豪商、菊屋家に名前が由来します。
西側(左手)が萩城のあった指月山、萩のシンボル。
晋作をはじめとする志士達は、この浜で遊んだと言われています。
坂本龍馬の桂浜とイメージが重なります。
東側(右側)には、笠山が見えます。火山です。中央に点在するたいらな島は、溶岩台地の島。
萩六島と呼ばれます。
指月山の麓にある、萩城(別名、指月城)址。
写真で見る天守閣は、毛利輝元が築城し、同じく三角州に位置する広島城と似て見えます。
"まちじゅう博物館”の萩散策は、まず萩博物館からスタートするのがわかり易いと思います。
萩博物館から、歩いて5分のところに400年の歴史を誇る菊屋家住宅があります。
菊屋家は、元々は大内氏に仕えていた武士。
毛利輝元の萩入国に従い、山口から萩に移りました。城下の町づくりに尽力したそうです。
春と秋に庭園が一般公開されます。
なまこ壁の美しいお屋敷でもあります。
ここは、菊屋横丁。日本の道100選に選定されています。
この先を南に下ると高杉晋作の生家があります。
萩市内は、古地図でも歩くことができます。
ただし、一見、シンプルな町の作りですが、路地に入ると迷路の様相を見せます。
地図を片手に、維新の史跡を廻るのも、楽しい時間です。
小さいまちながら、一回の訪問では巡りきれません。
魅力あふれる、また来たくなるまちです。